スポーツ歯科

歯が痛い…でもむし歯じゃない?「噛む力」から歯を守るナイトガード

「噛むと歯が痛い」
「なんとなく歯に違和感がある」

そんな症状があると、まず「むし歯かな?」と思う方が多いのではないでしょうか。

しかし、歯の痛みの原因はむし歯だけではありません。

今回は、実際に当院へ歯の痛みを訴えて来院された患者さまのお口の中をご紹介します。

歯をよく見ると「クラック」が…

今回確認されたのが、歯に入ったクラック(亀裂・ひび)です。

一見すると大きな問題がないように見える歯でも、よく観察すると細い線のようなクラックが入っていることがあります。

歯はとても硬い組織ですが、毎日繰り返し強い力が加わることで負担が蓄積します。

特に、

  • 歯ぎしりをしている
  • 寝ている間に食いしばっている
  • 日中も無意識に上下の歯を接触させている
  • 噛む力が強い

といった方は注意が必要です。

クラックがあると、どうして痛むの?

クラックが入った歯に強い噛む力が加わると、噛んだときなどに痛みや違和感が出ることがあります。

クラックの状態や深さによって症状は異なり、すべてのクラックが痛みにつながるわけではありません。

ただし、亀裂が深くなってしまうと、場合によっては神経の治療が必要になったり、歯を残すことが難しくなったりすることもあります。

だからこそ、「今ある歯をこれ以上傷めない」ことが大切です。

歯を守るための「ナイトガード」

そこでおすすめすることがあるのが、就寝中に装着するナイトガード(マウスピース)です。

ナイトガードは「歯ぎしりそのものを完全になくすための装置」というより、歯ぎしりや食いしばりによって歯に加わる負担から、歯を守るために使用する装置です。

すでに入ってしまったクラックをナイトガードで元通りにすることはできません。

だからこそ、

「これ以上クラックを進行させないために」
「大切な歯をできるだけ長く使うために」

歯を守っていくことが重要になります。

朝起きたとき、こんな症状はありませんか?

「朝起きると顎が疲れている」
「歯が浮いたような感じがする」
「最近、歯が欠けたことがある」
「噛むと特定の歯が痛い」
「家族から歯ぎしりを指摘された」

こうした症状がある場合は、知らないうちに歯へ強い力がかかっている可能性があります。

歯ぎしりや食いしばりは、自分では気づいていない方も少なくありません。

「痛くなってから」ではなく、歯を守るために

毎日使っている歯だからこそ、むし歯や歯周病だけでなく、「噛む力」から守ることも大切な予防のひとつです。

「自分は食いしばっているのかな?」
「この歯の線はクラック?」
「ナイトガードを作った方がいい?」

気になることがあれば、定期検診の際にもお気軽にご相談ください。

大切な天然歯を、できるだけ長く。

私たち歯科衛生士も、お口の状態だけでなく、噛み合わせや歯にかかっている力にも目を向けながら、皆さまの歯を守るお手伝いをしていきます。

なないろ歯科・こども矯正歯科 クリニック 兵庫・芦屋医院

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